マレーシアのエンジニアリング企業 IFP EngineeringグループにおけるPlantStream導入インタビュー記事を公開

 自動ルーティング機能によりFEED/Pre-FEEDエンジニアリングの効率と精度を大幅に向上

2025年10月31日

PlantStreamが、マレーシアを拠点とするエンジニアリングサービス企業 IFP Engineeringグループ において活用され、
ユーザーインタビューをサイトにて公開いたしましたのでお知らせいたします。

本インタビュー記事ではIFP Engineeringグループ CEOのラグナス氏、配管チームリードエンジニアのプニサ氏、プロジェクトエンジニアのスリヴァツソン氏にお話を伺い、デジタル化を進める同社における具体的な活用方法や、PlantStreamがもたらすFEED(フロントエンドエンジニアリングデザイン)およびPre-FEED段階での設計効率・競争力強化の実例について詳しく紹介しています。

🔗 ▼ ユーザーインタビュー全文はこちら
https://plantstream3d.com/jp/ifp/

IFP Engineering グループについて

IFP Engineeringグループは、マレーシア・クアラルンプールを拠点に約25年の歴史を持つエンジニアリングサービス企業です。

陸上・海上の石油・ガス、FPSO、化学プラント、カーボンキャプチャー&ストレージ(CCS)など多様な分野において、FEED、基本設計、詳細設計、建設マネジメントまで幅広く手掛けています。

AIや自動化の活用を通じてスマートエンジニアリングを推進し、デジタル化による生産性向上を経営戦略の柱としています。

PlantStream導入の背景と効果

IFP Engineeringグループでは、

3Dモデリングや配管レイアウト最適化を手作業で行っていた従来の設計プロセスから脱却し、PlantStreamの自動ルーティング機能を活用することで、FEED/Pre-FEED業務における工数削減と設計スピードの飛躍的な向上を実現しました。

Key benefits achieved include:

  • 設計期間の短縮: MTO(資材数量算出)作業が数週間から数日に短縮
  • 少人数でも統合設計が可能: マルチディシプリン対応により複数分野を効率的に統合
  • 顧客評価の向上: 高精度な自動モデリングとビジュアル提案がクライアントに高く評価

 

同グループは、FEED/Pre-FEEDフェーズでの成果を踏まえ、今後はEPCフェーズへの活用拡大や他システムとのデータ連携を視野に入れた取り組みを進めています。

コメント(抜粋)

「PlantStreamは、早期かつ正確なコスト見積りを実現できる強力なツールです。 MTOの自動生成やレイアウト自動化によって、プロジェクト全体を通して経営層がより迅速かつ確信を持ってFID(最終投資決定)を下すことが可能になります。」
ラグナス氏(CEO/Managing Director, IFP Engineeringグループ)

「トレーニングを受けてみると、UIはとても直感的で使いやすいことがわかりました。 ドラフター(3D CAD未経験者)でも、わずか数日で自信を持って操作できるようになりました。また、MTOの抽出も非常にスピーディーになり、大きなメリットを感じています。」
プニサ氏(Piping Team Lead, IFP Engineeringグループ)

PlantStream®︎について

PlantStream® は、配管・機器の自動ルーティングをはじめ、プラント設計の業務効率化を支援するソフトウェアです。
ルールベースによる自動配管・自動配置を実現し、従来のCAD作業と比較して設計スピードと品質を飛躍的に向上。熟練設計者の知見を活用した高度な設計支援が可能となります。
千代田化工建設株式会社との共同開発を基に、世界各国のEPC企業やエンジニアリング会社で導入が進んでいます。