PlantStream、外部連携を見据えたAPI対応基礎機能を
実装。
外部システムとの接続性強化により、設計業務のデジタル連携を推進。

2025年8月7日

株式会社 PlantStream (本社:東京都港区)は、プラント配管自動設計3D CAD「PlantStream」において、外部アプリケーションとのデータ連携を可能にするAPI対応の基礎機能を実装したことをお知らせいたします。

本対応により、PlantStreamは今後、他のエンジニアリングアプリケーションやP&IDツールとの柔軟な接続を実現する設計基盤として、より幅広い用途での活用が可能となります。

また、今回のAPI対応開始により、ユーザーのご要望に応じて特定のソフトウェアとの個別連携を順次展開し、プラント業界におけるさらなる業務効率化に貢献してまいります。

背景と狙い

これまで、PlantStreamはCSVファイルや中間フォーマットを介して他システムとの連携を行っていましたが、今回のAPI対応により、外部アプリケーションとの直接連携が可能となりました。

ファイル変換や手作業を介さずにリアルタイムでデータを受け渡すことができ、システム間の整合性確保や設計工程の効率化、特に初期設計段階における反復作業の削減に寄与します。

想定される活用例

スマートP&IDツールとの連携
インテリジェントP&IDで定義された機器情報やライン情報(From-Toなど)をPlantStreamに取り込み、自動的に3Dモデリングへ展開。

外部の設備管理・設計支援ツールとの双方向連携
他の社内システムとの統合を通じて、データの一元管理や設計情報の有効活用が可能に。

デモ動画のご案内

API連携の概要とツール連携のイメージをご紹介するデモ動画をご用意しています。

今後の展望

本機能は、ユーザーからの要望をもとに順次拡張を予定しており、特定ソフトウェアとのAPI連携をご希望の企業様には、個別対応にて接続を検討いたします。ご希望の方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
API連携に関するご質問や、特定のソフトとの接続をご検討中の企業様には、個別のご相談・オンラインデモのご案内も承っております。 詳しくは、以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせフォーム: https://plantstream3d.com/jp/contact-us/

PlantStream®︎について

PlantStream® は、プラントエンジニアリングにおける空間自動設計(配置計画、配管、土木・建築、電気・計装)に対応した、自動ルーティング機能に特化した3D CADソフトウェアです。

本製品は、プラント業界大手の千代田化工建設と、3D CAD開発に精通したArent株式会社のノウハウを結集し、2020年に販売を開始しました。

PlantStreamは、プラント設計の現場で蓄積されたノウハウをもとに開発された独自のルーティングアルゴリズムにより、迅速かつ正確な配管・ケーブル設計を実現。
従来、配管1本の設計に約2時間を要していた作業を、1分間で約1,000本の自動設計が可能となっています。

現在、国内外のエンジニアリング企業やプラントオーナーを中心に、30社以上のユーザーにご利用いただいております。

今後も、PlantStreamは世界中のプラント業界の課題解決に貢献し、設計効率化とDX推進を支援してまいります。
設計工数や人手不足、初期設計の品質向上など、プラント設計に関する課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。